[旅][写]現代に守られた廃墟、軍艦島へいってきた
この記事は2015年10月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。
少し前に長崎県へ旅行へ行ってきました。
五島・軍艦島・市街地と巡り、かなり予定詰め込んだもののそのお陰でおいしいトコ取りの行程でした。
といっても今年の1月とまだまだ肌寒い時期の旅行だったりして
すっかりブログ記事にするのを忘れてた(゚▽゚)季節外れ
軍艦島へ行くためにはあらかじめ旅行会社経由でツアーのチケットを取ってもらうか
直接長崎港に赴いてカウンターでチケットを取る必要があります。
自分がお世話になったやまさ海運さんは午前発と午後発の便がありました。
空気が澄んでて日の高い午前中に行くと写真が綺麗に撮れるのでオススメしたい
半日かからない程度の行程なので、午前だけ、午後だけで旅行の行程にサッと組み込めるのが軍艦島ツアーのいい所
こんな感じのよくある小型遊覧船に乗船していざ軍艦島へ。
かなり波が穏やかでとても気持ちよかったです、が、かなり荒れる日は軍艦島の近くまで行っても上陸できない(船着き場を使用できない)事もあるそうです
こんごうとしまかぜがいました
いくつかの橋を通り抜け、造船所などを遠目に遊覧したあとしばらくして
目的地が見えてきました
超沸き立つ船内
一番最初に目にした感想は「あ、本当にあったんだ」という漠然とした感じ
人工島ならではの異様な景観からの正直な感想でした
なんでそこにいるの?って尋ねたくなる釣り人オジサン’s
そしてついに上陸。
といっても降りるのはきちんと整備舗装されたきれいなコンクリートの道の上です。
なんだろう、この「廃墟だけど生かされてる」感じ
ちゃんと保全された上で風化をとどめているため、きちんと人の手が入った、整然とした廃墟感がある
きめられた見学ルートの上を歩いていくためさすがに建物には近寄れません
普通にふすまのサッシとか残ってる
柱とかも健在でけっこうもつもんだなあと思いました
あの階段を子供達が元気に駆け上がっていったのかなあと思いを馳せる
最近つけたっぽいプレートがあった
なんとなくお分かりかと思いますが、決まったルートと位置からしか撮影できないため、かなり似通ったアングルの写真が続きます。
釣り人おじさんたちは帰り際にはいなくなってた。
周りに釣り船が結構いたので拾っていくんだと思う
新しく来た観光船とすれ違いつつ、島を後に。
この後が面白くて、船の人が島をぐるぐる回りながら建物の説明をしてくれました
建物の上にあったお社のようなもの。その名も端島神社。
※画像は軍艦島の今と昔|軍艦島ツアー/シーマン商会さんより
金比羅さんと呼ばれ横には大きいお社があったそうですが
すべて倒壊し、いまは祠を残すのみとなっています。
裏側から見るとまたちがった風景が。
ちょっと前までは人がいたんだなーというのを実感することが出来る、生活感を残したままの風化
まだ普通に誰か潜んでいそう
見る方角によって全く顔が違う
「いやーすごいもんをみたなあ」と「百聞は一見にしかず」をまさに体感したようでした
時間にしては1時間程度なのにとても濃い時間を過ごしました。
軍艦島は廃墟属性無くても結構面白いし興奮します。
退廃した感じとか鬱蒼とした感じは無くて、うみねこもいっぱいミャーミャーないてて日光はぽかぽかで、むしろ気持ちよかったw
普段の生活で廃墟なんてほとんど見る事が無いし、
10年後に同じものが見られるかなんて保障も無いので、
長崎までの行程が大変ですが、きっかけさえあれば行かれることをオススメします!
長崎シリーズは余力があれば続きます!
今回の写真はこちらに全て載せてあります。
200枚強あるので余裕のある方だけどうぞー
軍艦島(端島) Gunkanjima – Battleship Island(Hashima Island) https://flic.kr/s/aHsk7rJ1ry